こんにちは!
堺市の物件の原状回復デザインリフォームに着手しました。
4階の3LDKのお部屋です!
クロスの全面張替えなので剥がしの作業から入ります。
クロスを剥がした状態になります。
このお部屋はカビが結構な具合にひろがっていますの
で、まずは下紙の表面に付着しているカビを専用のカ
ビ取り剤で取り除いていきます。
次にカビの繁殖をさせないためにこちらも専用の液で
刷毛塗りしていきます。
カビが繁殖している状態です。
こちらも!
この部屋以外にもLDKとベランダ側のお部屋の壁にカビが見られました。
カビが見られる箇所は上記のように防カビ処理を施しました。
ここからはパテによる下地処理になります。
今回は全部屋にわたり、かなり・・・
わたし的に今年一番といっても過言でないほど下地が悪かったので
パテで一度でダメな箇所は二度塗りしていきます。
既存のクロスがかなり厚めのエンボスクロスだったのである程度予想はしていたのですが
予想をはるかに超えていきました。
こちらは下地となる石膏ボードを止めているビス頭が出ている状態
と、パテを塗る際にポツポツとこぼれおちてそのまま固まったと思わ
れるパテを処理せずにクロスを貼ってしまっているため、下紙の中で
固まっている状態ですね。
このような状態が各部屋で見受けられました。
これは下地をパテで平面にする作業をしていない
為に下紙の下で段差として表れている状態です。
このパターンと下記で説明するパターンのオンパレー
ドでした。
これはパテ処理はしているがパテを塗っただけで
乾燥後にヤスリがけをせずにクロスを貼ってしまって
いますね。
凹凸がかなり酷い状態です。
こちらもパテ乾燥後にヤスリがけをせずに
クロスを貼ってしまっていますね。
出隅もまったくヤスリがけされていませんでした。
全体的に壁が相当に傷んでおりました。
おそらく以前に施工された業者さんが下地作業を
きちっとされていなかったのでしょう。
エンボスで厚みのあるクロスを使えば
ある程度下地を目立たなくすることは可能です。
しかしそれを続ければ、パテ処理で下地を完全になら
すことが出来なくなることもあります。
そうなれば薄手のデザインクロスなどが使えなくな
り、ボード自体を変えなければならないということにもなってきます。
下地は本当に大事なのでクロス張替えをお考えの時は業者さんに下地処理のことを確認したほうが良いいですね(^^)
ではまた!