こんにちは!
今回は大阪市の物件へ原状回復工事へ行ってきました。
いつも通りに既存クロスの剥がし作業をしていると
違和感が・・
嫌な予感がする・・・
と思い手を進めると
予感が的中しました。。
クロスを剥がすとその下にまたクロス!
二十構造、前の業者さんがクロスを剥がすことなく、クロスの上からそのままクロスを貼って重ね張りしています。
写真のクロスの上の紙はクロスを剥がした際に残る裏紙です。
本来はこの紙を残した状態が下地になり、この上から
新しいクロスを貼っていきます。
しかし、クロスの上に新しいクロスを貼ってしまって
いるので裏紙がしっかりくっついていません。
もし、くっついていてもクロスの上貼り施工は
やらので 剥がしちゃいますけど。
このようにクロスを剥がさずに新しいクロスを貼る施
工方法はふつうは行いません。
しかし中には今回のようにやっている業者さんもいま
す。おそらく工事を早く終わらすため(人工をかけな
い為)、できる限り安く上げる為に剥がし作業を省い
たのでしょう。
剥がしたクロスの処分費もかかりませんね。
最近では生のりがついたクロスの上から張るクロスが
売られたりしているので自分で張る方も少なからずい
らっしゃると思います。ですが、やはりクロスの上張
りはおすすめ出来ません。
上から張るクロスが薄い場合や一色カラーのクロスの
場合に凹凸が目立つことと、接着が弱くなるので剥が
れてくることが予想されるので、どうしても自分で張
られるという場合は接着しやすいようにシーラー処理を必ずしてください。
天井クロスのジョイント部分が割れて浮いています。
接着不足ですね。
二十に重ねられたクロスを剥がした状態です。
壁がボロボロです。
全体にパテを打ち凹凸な壁を平坦にして下地を作ってからクロス施工に入ります。
続きは次回に!
では!!